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  • 執筆者の写真そば正

この愛おしい日々に

毎年この季節は、ご常連さまからの転勤や転居のご報告が増えます。

転勤の辞令が出たとのご報告や、県外への引越しが決まったとのご報告をいただくと、遠くに行かれてしまう寂しさと、ご報告くださること自体への嬉しさが入り混じります。

言葉を交わしていただくようになって何年もたつご常連さまたちと、もう会えないかもしれないと思うと、とても寂しい。

そば正のそばを気に入って通うようになってくださって、それをきっかけにお話していただくようになった皆さま。

目と目でもご挨拶ができるようになった皆さま。

そんなご常連さまとの日々のふれあいは、この仕事をしていて何より楽しいことの一つです。

けれど、開業当初のご常連さまが、今でも仕事で長崎に来られるとよってくださいます。

かつておなじみだった方との再会は、またさらに感慨深い、この仕事をしていてとても嬉しいことです。

開業してもうすぐ14年。

「帰ってきたから来たよ」

「休みだから、久しぶりに食べたくて足をのばしました」

そうやって、数ヶ月に一度、数年に一度お会い出来る方も増えてきました。

今の先行きが見えない不安の中。

旅立つ皆さまがご無事で、新天地での生活に早く慣れることができますように。

そして、新しく大村に来られた皆さまが、楽しい生活を送れますように。

最近は、これからの外食産業がどうなるのかを考えます。

その時その時に必要な対処を取りながら、自分たちはどうするべきなのかを考えながら、できることを探していきたいと思います。

この愛おしい日々に、続きがあることを願いながら。



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